飛騨高山の景観について
今度、私の所属している団体で景観について取り上げて見ようと考えております。
実は、昨年、高山市が
「高山市美しい景観と潤いのあるまちづくり条例」というものを
つくりました。みなさん、ご存知でしたか?
景観形成には、自然景観・市街地景観・農村景観・街道景観・河川景観とわかれています。
詳しい内容や区域などについては、市役所のHP都市整備課をご覧いただければと思います。
なぜ、今になって市が景観計画を策定したのでしょうか?
そうしないと、今ある景観も残せなくなるのではないかと言う危機感からではないかと思うのです。
景観について調べていたら、「日本の景観を良くする国民運動推進会議」全国大会なるもの
の存在を知りました。
その中には、各地で取り組まれた事例と受賞者の方のコメントが載っておりました。
いくつか紹介させていただきます。
景観をまもり、美しい町並みを遺すことは、キレイゴトではなく我慢を伴う
(冬は寒いし、維持するのにお金が掛かりますからね。)
地元の歴史と佇まいの美しさを再発見することとそこに住んでいる人が
その美しい町並みでの生活を楽しむこと
私のお家も景観のひとつと思えること などなど
そして私が何より良いと感じた言葉が、
景観から風景へ
というフレーズです。
何か遺すというのは、文化でも伝統でもそうだと思うのですが、一番大切なことは、
そこに住んでいる人達の
意識の高まりであると思います。
私は、観光業に従事しています。その観光を考える上でも、景観を遺す事の大切さ
や必要性について考えていきたいと思います。
今回は少しまじめに、たかピとでした。
明日は、準ちゃんですよ。