2007年11月11日

飛騨高山は、小京都なのかなぁ? 小江戸かなぁ?

 いつも 「やどっち」ブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。
 高山旅館組合理事長の堀です。

 青年部の皆さんから『バトンタッチ』を受けましたので、
今回担当させていただきますね。


飛騨高山は、一般的に小京都と言われていますが・・・

 奈良時代から飛騨の匠(大工さん)が、約1年交代で毎年順番に
奈良・京に上り、神社仏閣の造営に携わってきたことにより、
都との交流、情報流入が行われました。
 その後、戦国時代に入り『金森長近』が飛騨を平定し、
高山城の築城、京都になぞらえて『碁盤の目の町並み』『寺院配置』は、
現在の高山市の町づくりの骨格となりました。


 
 そして江戸時代に入り、飛騨が『天領』・『幕府直轄地』となり
江戸との交流が頻繁に行われ始めました。
それは飛騨を『江戸文化の薫り高く』、『色濃く残す』要因となりました。




 はてさて 『味』は、どうでしょう?

 蕎麦に代表されるように『蕎麦つゆ』は、関東風であり、
そして『うどんだし』は、関西風なのかなぁ?
 
飛騨高山は、小京都なのかなぁ? 小江戸かなぁ?



 味の基本は、『江戸前関東風』でもあり、『京風』の味も残っており
飛騨は、味の接点ではないでしょうか?

 まさに、飛騨高山は味どころ。

『山の幸』だけでなく、
日本海から「塩ブリ街道」に代表されるように、『海の幸』も味わえます

 ぜひ、みなさんも そんな思いを感じながら
飛騨の味を楽しんでみては、いかがでしょうか?

 
 
 明日の担当は、青年部長の『ドラゴンパパ』です。
よろしくお願いしますよ。



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Posted by やどっち at 18:03│Comments(1)来賓・OBの日記
この記事へのコメント
さすが我らが大親分、堀理事長。

記事に重みがありますね。
勉強になります。
Posted by ドラゴンパパ at 2007年11月12日 17:37
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